イズイチ失敗の巻
- 静岡県南伊豆町
- 神奈川県小田原市
- 神奈川県真鶴町
- 静岡県熱海市
- 静岡県下田市
自走1泊2日で伊豆半島一周をする予定だったが、石廊崎と波勝崎を回った時点で降雨で輪行撤退する羽目になった。
いつもならブロンプトンで旅するところだが、今回はロードバイクRFX8に乗った。ブロンプトンが故障しているからだ。ブロンプトンのフリーハブが空回りするようになり、中身を開けてみたらフリーボディのフラップを綴じるバネが破断していた。替えを注文したが、到着までしばらくかかる。

久しぶりにRFX8に乗ろうとしたらパンクしていたのだが、さくっと直して出発。やはり、速い。体感的には、ブロンプトンより1.3倍速く走れるが、1.2倍疲れるといった感じか。初日は世田谷から下田まで189km走ったが、ロードバイクなら余裕だろうと思って工程を組んだ。
246号を走って相模川を渡ったら南下して、平塚を経て小田原。速いものだから、調子に乗って重いギアをガンガン踏んであっという間に小田原城まで来た。しかし、残暑が厳しいこともあり、早くも足が売り切れ気味になってしまった。

そこから135号に乗って舞鶴方面に南下した。既に伊豆の洗礼が始まっていて、坂がやたら多かった。海沿いなのに全く平坦じゃない。


景色が良いのは素晴らしいのだが、とにかく坂が多い。なぜなら火山が隆起した地形なので、山の頂上付近を彷徨っているようなものなのだ。そして熱海までは海沿いの平坦な道は有料道路になっていて、一般道は登坂と下山を繰り返すしかない。

で、熱海。暑いし疲れたしで私には観光気分などどこにもないが、浜辺の人々は楽しそうだ。


さらにひたすら上昇と下降を繰り返しながら距離を稼いでいく。伊東とかも見て回りたかったのだが、189km走るとなると余裕がない。しかもライトを忘れてきているのに気づいて、日没までには着かねばとさらに焦った。大島やら初島やら大室山やらも見えて景色は綺麗だ。ここはもっと涼しくなってから余裕のある旅程で回るべきところだった。



余裕がないので写真も少ないが、とにかくひたすら走って夕方になった。まじで坂ばっかりで、なんなのと思った。距離が長くて気温が高い分、下手すりゃ乗鞍よりも辛い。

下田に着いた時には既に日没になっていた。あぶねー。

宿はなんと一泊2500円の格安ゲストハウス。連泊している牢名主みたいなおじさんと仲良くなって旅の話などした。その人も当てのない旅をしていて、なぜか下田に流れ着いたそうな。1泊2500円なら確かに長居できるな。ただ、下田ってあんまりやることないような気もする。



二日目の朝は、下田を散策した。下田港やら下田公園やらペリーロードやら。なぜ山の角度がこんなに急峻なのかというと、火山の下のマグマ溜まりが冷えて一枚岩になったものが隆起しているからだそうな。伊豆の地形がやたらゴツゴツしているのはだいたいマグマのせいだ。




下田から先は136号になるのだが、そこからさらに分岐した県道16号で石廊崎まで。ここは過去に3回ほど来ていると思うが、ジオパークなどとしてハイカラな施設ができていたのは意外だった。






石廊崎で雨に降られて、しばらくジオパークの案内所で雨宿りした後、レーダーを見ながら北上した。地形は相変わらず山がちで、体力をしたすら削られながら進んだわけだが、同時に雨にも追われて、トンネル毎に雨宿りするなどして大変だった。



波勝崎まで来た時に本降りになり、ここでDNFを決断した。ちょうど雨宿りしていた場所の近くにバス停があったのは幸運だった。1日2本しかバスがないらしく、なんとか近い時間になったのも幸運だった。鉄道がない場所はリスクが高い。

バスと電車を乗り継いで帰ったわけだが、交通費が馬鹿にならない。バス代がとにかく高いし、電車も距離があるだけ高い。でもまあ、無事に帰れただけ良かった。

てことで、イズイチは一周できずに失敗に終わった。先端までは行けたし、不思議なおじさんとも出会えたので、行って良かった。雨でも走れる装備を考えにゃならんと思い始めてきた。
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