中部の旅 : 6日目(沼津、箱根、小田原)

  • 神奈川県箱根町
  • 静岡県沼津市
  • 神奈川県小田原市
神奈川県箱根町

最終日は、静岡を見て回ってから、沼津を経て箱根峠を登って小田原まで135km走った。


静岡も住んでみたい街である。駅前はかなり発展していて、買い物にも娯楽にも困らなそうだ。

静岡県庁は駿府城跡の一角にあり、石垣に守られていて立派だ。

駿府城公園も綺麗に整備されていて、内堀が完全に残っていた。これで城郭を再建したらかなり良い名所になるだろうに。

静岡で行ってみたかった場所のひとつに、日本平がある。平地の中に隆起した丘が忽然と存在する面白い地形だ。神奈川の湘南平も似たような地形であり、その絶景が私は好きだ。よって、日本平にも興味を持った。自転車で日本平に行くには、清水区側からしか行けないらしいので、それに従った。登坂の距離は4kmくらいで、斜度は8%くらいだろうか。湘南平よりも距離は長いが、斜度は低いので、難易度は同じくらいだと思う。私の脚力が向上しているので、すんなりと登れた。

途中で清水港の周辺がよく見える場所がある。雲がかかっていなければ富士山が背景になって絶景になるっぽいのだが、この日は残念ながら見えなかった。

山頂には展望台がある。展望台は国立競技場も設計した隈研吾の設計らしい。テラスからは静岡区も見えるし、晴れていれば富士山も見えるだろう。

日本平から下りて、西側に広がる清水区を散策した。美保の松原や清水海岸を走ったが、景色が抜群に良かった。富士山は見えなかったが、これで見えたらかなり凄いと思う。ここにはまたいずれ来ようと思う。

清水港の付近も回ってみたが、海の水が綺麗なのが印象的だった。釣り場もふんだんにあるので、釣り好きには垂涎の場所だろう。ダイビングやらウィンドサーフィンやらも盛んらしい。

清水駅の付近も栄えていた。商店街もちゃんとあるし、清水エスパルスのボールパークも賑わっていた。この辺に住んでみたいと思った。焼津と違って静岡駅近辺にも出やすい。ただし、ワンルームの家賃相場が6.3万円なので、住むなら駅からちょっと離れた場所にすべきかな。

清水をじっくり見過ぎて時間を使ってしまったので、そこから急いで沼津方面に向かった。富士山が見えるなら富士市や富士宮市で景色のよい場所を探すのもありかと思ったが、見えなかったので素通り。この付近の国道1号は自動車専用のバイパスなのだで、その脇道を走るとまっすぐ進めなくて結構なストレスだ。

沼津市内に入ると、海と市街地がまた近づいていい感じになってくる。清水には負けるが、この街も結構いいかもしれない。

沼津駅には何度か来ているが、相変わらずラブライブ推しが凄い。作品を見たことはないが。

休む間もなく三島方面に向かっていくと、箱根の山々が見えて来た。既に結構疲れていたが、覚悟を決めてここを登るしかない。

いったん箱根の登りが始まると、息吐く暇もなく登りが続く。激坂というわけではないが、急坂とは呼べそうな斜度が14km続くのだから、そりゃ辛いはずだ。とはいえ、アウターのままで登っていける程度なので、渋峠や乗鞍岳に比べれば全然楽だ。

まったりと登っていたのだが、途中で脚力が同じくらいのMTB兄貴に抜かれて、図らずもデッドヒートになってしまった。競争するつもりはなくても、自分を抜いてきた相手が抜いた後にペースダウンした場合に抜き返すと、再び抜かれるのも気不味いので気合いを入れて漕いでしまう現象。

そうこうしていたら、日暮前に箱根峠を走破できた。芦ノ湖でガリガリ君を食べる小休止をしてから、すぐに出発して小田原側に下った。ライトがぶっ壊れているので、山岳地帯で日没を向かえるわけにはいかなかったのだ。

小田原になんとか到着して、輪行で自宅まで帰った。小田原は既に何度も自走で来ていてセーブポイントなので、これはありなのだ。小田原にも快活があるので一泊してから自走で帰っても良かったのだが、金がもったいないので大人しく輪行した。

これで中部の旅も完了して、新潟・岐阜・愛知の線より東の全ての都道県は押さえたことになる。日本制覇の進捗は順調だし、何より私自身の旅の経験値と体力が向上してきているのが嬉しい。関西編を岐阜羽島から始めるか上越妙高から始めるかが目下の悩みどころだ。