東日本縦断15日目(室蘭)

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北海道室蘭市

15日目は稚内から札幌まで電車輪行で移動して、札幌から室蘭まで144km走った。


稚内から札幌までも自走で移動するのが「それっぽい」と思ったが、宿を探すのが無理ゲーだったので断念した。そして、急遽、「稚内から青森に一日で行ける最安ルート」という企画をでっち上げ、それを遂行することにした。各種検討した結果、札幌までは電車で移動してから、そこから室蘭まで自転車で走って、夜8時のフェリーで青森に行くというのが最善ということになった。

朝6時にチェックアウトして、稚内から6時半発の特急北斗で旭川まで行き、それから特急ライラックで札幌まで来た。電車ってば、酒飲んで読書していれば目的地に着くので本当に楽な乗り物だ。

札幌駅に12時半に到着して、自転車を組み立てて経路検索などしていたら13時になっていた。そこから走って、室蘭フェリーターミナルに19時半につかないと行けないので、6時間半で144kmを走らねばならない。てことはグロス平均で22.15km/hの速度で走らねばならない。ロードバイクなら余裕かもしれないが、ブロンプトンでそれは結構きつい。事前にルート検索して分かっていたことではあるが、なかなかの挑戦だ。だが、やる。私は宗谷岬に到達した男なのだ。てことで、札幌からどんどんなんかしていった。札幌ドームやら新千歳空港やらの横を通ったが、足を止めずに乗りながら写真を撮るだけにした。

札幌から千歳を経て室蘭に至る道は、北海道の大動脈とも言える産業道路なので、道が広くて舗装も良くて走りやすかった。信号が少ないので、25km/h以上で長時間巡行することができ、ちょっとずつ貯金を貯めていくことができた。なんかブルベっぽい。というかグロス22km/h以上って基準はブルベより遥かにきつい。

いつの間にか貯金が結構溜まっていたので、途中で見かけたウトナイ湖で小休止。白鳥で有名らしい。

とかやっていたら貯金はすぐなくなり、また爆走。室蘭まで73kmで残り3時間半。どうでもいいが、「ウポポイ」の案内がほぼ全ての標識につけられていることに若干の違和感を覚えた。33km以上先の施設の情報を載せるのは普通じゃない。道路標識の管理もウポポイの管理も北海道開発局がやっているからできることだが、さすがに身内贔屓が過ぎるのではと思ってしまった。

苫小牧から先の道は、長万部から洞爺湖までの道と似ていて、海岸線の原野の中の道をひたすら進む感じになる。白老やら登別やらを通り抜けたが、地勢を検討するまもなく進まねばならなかった。脚が、忙しい。

室蘭市内に入った時にスマホの電池が切れてしまって、フェリー乗り場がどこだか分からなくなって多少混乱したが、コンビニで聞くなどしてなんとか乗り切った。室蘭は結構美しい街だったのでじっくり写真を撮りたかったのだが、時間的に無理だった。ともあれ、19時20分にフェリー乗り場につき、20時出航のフェリーに無事乗り込めた。この手のリスクは取るべきじゃないなと心から思った。

このフェリーは夜通し走って翌日3時半に青森に着く便だ。船内にシャワーがあるのでそれを浴びて、三等船室で雑魚寝。例によって疲れていたので酒飲んだら速攻寝落ちした。