東日本縦断18日目(鶴岡)

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山形県鶴岡市

18日目は秋田から鶴岡まで128km走った。


秋田県庁に行って、それから秋田駅周辺を散策した。夜になれば竿燈祭りが見られるらしいが、ナイトランには懲りていたのだ割愛。

秋田駅前。特筆すべきことはない。竿燈祭り用の車が街のあちこちにあったのに祭りの雰囲気を少し感じられた。

秋田城址。岩明均の「雪の峠」という作品に秋田成立の逸話が取り上げられていて興味があった。「本城まで敵が迫った時点で敗北は確定的なので掘りや石垣は不要」という割り切りがあったとされていて、その合理性と潔さに感心していたのた。その佐竹義昭の子孫が今でも秋田県知事とかやって活躍しているというのだから凄いものだ。

秋田は雄物川水系なので、河川において意味で他の大都市との繋がりはない。だからこそ、ここに移封されて歴とした街を作った人々の苦労が偲ばれる。

秋田市街を出て、日本海の海岸沿いにひたすら南下した。長閑で光あふれる風景には好意的な印象を抱きつつも、正直ずっと見ていると変わり映えしないので飽きてくる。

あと、海岸にゴミが多い。大陸や半島から来ているのか、国内のものなのか、わからないけど、よろしくないなと。

山形県酒田市に入った。ここは母親の故郷で、私も幼い頃に一度だけ来たことがある。私が港町に対して抱いた原風景がここにあるはずなのだが、記憶に合致する場所は見当たらなかった。ふとしたことで心の扉は開くものだが、今回は失敗したっぽい。

市役所の近くに寂れた商店街があり、そこにある菊池という店がやっている日本海路というお菓子は大変美味だ。私の子供の頃には親戚からちょくちょく送られてきて、それを食べるのが楽しみであった。1日1つしか食べられないのだが、皮をちびちび食べたり、餡をちびちび食べたりして楽しんだものだ。

幼少の頃に飛島という島に渡航して大変楽しかった記憶もあるのだが、おそらくそれはこの酒田港から出航したのではないかな。細かいことはよく覚えていないけれど。

酒田は最上川水系なので、山形と繋がっている。それを知ってどうなるものでもないのだが、少なくとも記憶術としては意味があるし、峠を越えなくても酒田と山形が行き来できると把握することはサイクリスト的には意味がある、かもしれない。

酒田で日が暮れたので、鶴岡までおっかなびっくりナイトランをして、快活でゴール。