武蔵御嶽神社再挑戦
- 東京都青梅市
東京最強の激坂として有名な都道201号にブロンプトンで再挑戦し、走破に成功した。
夏に挑戦した時は全く歯が立たなかった都道201号だが、それがずっと心残りであった。「オンロードならブロンプトンでどこでも行ける」論の反例を自ら作っていたからだ。それではいけないと思って、脚力の強化とと車体のカスタマイズをした。
脚力に関しては、一連の旅と日々の走り込みでそこそこ強化できたと思う。ペダリングスキルも向上し、意識せずとも引き足で加速できるようになり、心肺能力や筋力の向上も相まって、長距離走っても疲れにくくなっている。
車体のカスタマイズに関しては、スギノのサイクロイドSHC(Super Hill Climb)32Tをチェーンリングに付けた上で、外装3速化してスプロケットの21Tと組み合わせたのが大きい。インナーローの変速比は32/21=1.52まで低くなった。これは700x25Cのロードバイクの0.96に相当するので、超乙女ギアと言える。

今回も世田谷からの自走である。甲州街道と新奥多摩街道を通って、羽村取水堰を通って、吉野街道を経て奥多摩湖方面に向かった。


いつものファミマで休憩して、山を登っていく。


御嶽駅の近くに来ると、都道201号の看板とともに、その一口の鳥居が見えてくる。


麓の鳥居から武蔵御嶽神社の門までは道のり3.7kmで獲得標高627mなので、平均勾配17.4%らしい。暗峠が16.5%とのことなので、それより酷いことになる。とはいえ、序盤は勾配15%くらいなので、大したことない。15%で大したことないというのも一般的には変な話だが、このコースに限ってはそうなのだ。


ケーブルカーの駅が近づくと、斜度がきつくなってくる。休日だったので駐車場待ちの車の渋滞ができていた。



本番は、その先だ。そこから頂上の集落の入り口までの登山道は、道のり1.7kmで獲得標高406mなので、平均勾配23.8%にもなる。本当に、冗談みたいな坂だ。登山道の入り口からして壁のようだ。

地獄の道をひたすら登る。そもそも勾配が高すぎて息つく暇がない。一度足つきしたらもう走り出せない気がしたので、必死で漕いだ。勾配20%後半の区間で頑張るために20%付近で力を貯めるとかいう訳の分からない走り方になる。さらに、異常な勾配で前輪が浮くし、落ち葉や枝で後輪が滑りがちだし、路面が悪いし道幅が細いしで、優しいところが一つもない。




終盤の大きめの石が埋め込まれている地帯が嫌らしかった。後輪が滑りまくるのだ。


もうダメかと思う部分が何度もあったが、根性で乗り切って、上の集落についた。周囲の登山客に拍手されて嬉しいような恥ずかしいような。

神社まではまだ少し距離がある。集落の中も尋常じゃない坂があり、しかも観光客で賑わっているので、なかなかの難易度の道であった。神社の直前の登りは勾配が尋常じゃないのと落ち葉で滑るのとでめちゃ大変だった。


ついに、頂上も神社の門まで到着した。かなりの達成感だ。今までの人生で最も辛い登坂体験であった。

今回はゆっくり神社を見て回った。天気が良かったし、紅葉も綺麗だったので、なかなか楽しめた。




下山して、また自走で普通に帰った。行きが登り基調ってことは帰りは下り基調なので楽ちんだ。結構な運動をした割に、それほど疲れが蓄積しなかったのが印象的だった。体力と装備の勝利だ。
今回の勝利は格別の味だ。オンロードかつ都道府県道なのにブロンプトンで行けないところがあるというのは、喉に小骨が刺さっているようなもどかしさを感じていた。それが払拭できたので、今は胸を張って言えるのだ。ブロンプトンでどこへでも行けると。
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